BEATとは?

 平成三年に本田技研工業株式会社(要するにHONDA)によって発売が開始された国産初のオープン2シーターミッドシップ軽車両。
 自然吸気エンジンでありながら軽自動車自主規制限界の64psを叩き出す驚異的なエンジンを搭載、標準でレッドゾーン8,500rpmの高回転ユニットを搭載している。
 生産終了の平成八年までに約33,000台が生産・登録されている。(ホンダは生産台数を公表していないので正確な数字は不明なのだ) 軽ABCで見るとAZ-1が4,409台、BEATが前述の通り約33,000台、Cappuccinoが28,010台となっており、BEATの販売台数が一番多い。

バージョン

車体バージョン

 軽ABCの中では販売台数が多いこともあってかバージョンも豊富

 の5種類。バージョンによって特別色だったり、オプション装備が標準装備になっていたりする。

ボディカラーバリエーション

 標準バージョンのカラーはカーニバルイエロー、フェスティバルレッド、ブレードシルバー・メタリック、クレタホワイトの4種類。
 バージョンFはアズテックグリーンパール
 バージョンCはキャプティバブルーパール
 バージョンZは前後期共にブレードシルバー・メタリックとエバーグレイトグリーン・メタリックの2色
 恐らく街で見かけるときは標準カラーの車両が多いと思います。

所有してみて

 今まで大した車には乗ってませんが、恐らくコレを越えるようなのはそうそう無いでしょう。
少なくとも今乗ってみたいと思っている車以外ではあまり無いと思う。  ただ、旧規格の軽自動車のボディをオープンにしてなおかつエンジンをミッド、後方に置いている事で居住性は悪いです。エンジン音は確かに大きいし、車内は狭い(バイト先の店長曰く、エンジンルームに座ってるようなもの)、天井は低い、モノは積めない、サスは硬い(乗り心地は悪い)等々と挙げればキリが無いですが……
 この車に乗る時点でそーゆー意識は捨てにゃなりません。この車はあくまで”運転を楽しむ”車なのです。
 実際、渡す荷物を詰めてS-ICH氏の家に行っただけで彼が乗れなくなる事態にもなりかけましたし……
 しかし青空の下、オープンでしかもコンパクトな軽自動車で走る楽しさは何物にも変えがたいと思います、ホントに

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